昨日予告しておりました、
王家の紋章と天は赤い河のほとりの
比較検証を数回に分けてお送りいたします。
■ジャンル。
これは両者ともタイムスリップものです。
しかし、タイムスリップというジャンルは
・犬夜叉
15歳の女の子が日本の戦国時代に
タイムスリップ、実はその少女は
偉大な巫女の生まれ変わりで、
大妖怪の息子の犬夜叉と
一緒にパワーストーンを探す旅に出る
ラブコメディー+アクションるーみっく漫画
・JIN
ドラマになった話、天才外科医が
江戸時代にタイムスリップして
市井の民をゴッドハンドで治していく話。
・パタリロ
ご存じない、もしくはお忘れかもしれませんが、
主人公パタリロはタイムスリップという芸を持っています。
自分の好きな時代に行き来することができ、
ある時は未来の戦争を止め、ある時は
フェルゼンと会話し、またある時は
フランス革命の手助けをしました。
ただ、ケツがかゆくなるという理由で
タイムスリップを使用しなくなったという経緯があります。
・テルマエ・ロマエ
映画にもなっていますね。
お風呂を通じてローマ時代のお風呂技師が
日本のお風呂にタイムスリップして
ローマ時代の風呂トラブルを解決する漫画。
水から始まるということで天は赤い河のパクリ
疑惑が取りざたされておりますが、
この検証も後程実施したいと思います。
・遊☆戯☆王 デュエルモンスターズ
古代エジプト18王朝へタイムスリップした
主人公はファラオとなり、民を守るために戦うジャンプ作品。
3000年前では若い命を散らせてしまいますが、
その魂は時を超えて現世によみがえり、
盗賊王や邪神に打ち勝ちます。
など、他にもあります。
タイムスリップという点では
天は赤い河のほとりのみ
「パクリ」というわけではありません。
おそらく少女が主人公でシンデレラ（？）のような
ストーリー性が似ていると思わせるのでしょう。
ですので舞台もさながら主人公に迫ってみたいと
思います。
■舞台
王家の紋章は古代エジプトで、
ヒーロー役メンフィスは
ツタンカーメンがモデルとなっています。
（尚、遊戯王のファラオもツタンカーメンが
モデルらしい。15歳で命を落としたし）
天は赤い河のほとりは古代ヒッタイト、
主人公が現れた当時、最近亡くなった
ファラオとしてツタンカーメンが
挙げられてます。
だいたい同じ時代＆地理的にも近い場所が
物語の舞台となっています。
そしてどちらにも「エジプト」「ヒッタイト」が登場します。
さてキャロルとユーリについては
明日書くことにいたします。
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王家の紋章を語る上で
必ず出てくるのが「天は赤い川のほとり」です。
なにせストーリーの流れはほとんど一緒！
異論があるとは思いますが、
ファンじゃない一般人からすると
この二つを混同してしまうくらい類似しているのです。
理由は私の学生時代、
世界史の授業を受けた直後における友人のセリフ
「そういえば主人公が
古代ヒッタイトにタイムスリップして
民衆からあがめられる
王家の紋章っていう漫画が
あるんだよね」
がソースです。
友人は天は赤い河のほとりも王家の紋章も
一回も読んだことはありません。
(このセリフの後、
間違いを是正するために貸しましたが）
違いを十分に理解できているファンはともかく、
一般の読者から見ればこんなもんです。
ですので、細川先生が真似をされて
辛かったと感じられるのは
仕方のないことなのかもしれません。
（女性自身 王家の紋章30周年インタビュー）
一方、篠原先生はもともとタイムスリップものではなく
ヒッタイト少女を主人公にした歴史ものを
希望していたのですが、そんな時代のものは
受け入れられないと編集部に言われ、
連載の条件として現代の女の子がタイムスリップする話に
なったとのことです。
（篠原千絵ワールドガイド1981-1999 三一書房 P36）
尚、篠原先生が細川先生に事前に許可を得ていたという
情報があるのですが、ソースを確認できませんでした。
もし、どなたかご存知でしたら提供をお願いします。
さて、編集部の裏話はさておき
一般読者からしてみると、パクリなのか
オマージュなのかで少々気になるところ。
既に他サイト様でも検証はされておりますが、
新刊の発売前という時期でもありますし、
丁度いいので、animeriaなりに
検証していこうと思います。
明日から。
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王家の紋章の57巻発売。
感想はこちら！（あらすじ＆感想）
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王家の紋章を知らない方は以下解説。
★王家の紋章とは！？
～忙しい人のために贈る王家の紋章のススメ～
30年以上も続く、少女漫画の金字塔「王家の紋章」！
3000年の時を経て古代エジプトへタイムスリップした
少女キャロルと美少年王メンフィスのラブロマンスがこの漫画の醍醐味です。
天は赤い河のほとりに似てるとちらほら言われていますが、
それはコッチの記事で詳しく述べるとして、
とにかく、スケールが大きい！！
主人公のキャロルはアメリカの大富豪のお嬢様なんですが、
考古学に通じているうえに頭がよいので
古代人から神の娘ともてはやされ、超モテモテ！！
エジプトだけにはとどまらず地中海を飛び越してクレタ島まで行ったり、トルコまでさらわれたりします（笑）
しかし、明るくて元気な性格なので
どんな苦難も知恵と勇気で乗り越えます。
お嬢様育ちだけどとってもタフ（笑）
お人好しで世間知らずなところがある彼女だけど、
それが彼女の魅力です！
また、原作者の細川先生は古代史にたけていらっしゃるので
中々勉強になることが多いです。
・・・とこんな感じです！
間延びしているとか、いつ終わるんだ！とかそういう
感想もあるけれども
私たちファンは王家の最後を見ずして
死ねないっ！！
さて一応ガイドブックも出ています。
ちょっと期待はずれとか
内容が総集編とか・・・
そんな意見もあるかもしれないけど
一応買ってしまった私。
だって王族ですからね♪
王家の紋章ファンブックは王家の紋章ファンでなくても
「エジプト好き」にはたまらない一品だと思う。
○遊戯王DMのエジプト編に心を打ち抜かれた方（って私のことですｗ
古代エジプトが舞台のこの話では、
ファラオの衣装に身を包んだ王様が
国を守るために闘う姿が印象でした。
約15歳なのに自分の命と引き換えに邪神を倒す
ストーリーは涙腺が緩みますよね。
○ベイブレード爆のナイル（王家の谷メンバー）に滾った方（って私のことｗ
親友との決別という重厚な話でしたが、それを乗り越えていくナイルがかっこいい。
そしてとにかくホルセウスとケイブラのデザインに惚れ惚れしますね！！
ってか遊戯王とベイブレードファンの皆様～
おともだちになってぇ・・・・
とまぁ・・・・
資料として、まだエジプトロマンへのパスポートとしてお勧めだと思う。
