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王家の紋章 57巻の感想です。
一年に一回の発売となる王家の紋章!
昨年、細川先生が右肩の手術を受けられ
療養されていたとのこと、
ちらほらとネット上で
ささやかされては居りましたが、
この巻で細川先生から
その内容が記載されておりました。
リハビリを卒業し、
お元気になられているとのことで
ファンとしてほっとしております。
さて、気になる本編の感想を
一つずつ追ってまいりましょう!
尚、読後の私の感想
キャロルがさらわれてねえ!
でした。
もうそろそろキャロルが
さらわれる予感がしてたので
かなり意外でした(笑)
その代り、エジプトを取り巻く国々の
動きが活発になってきていましたね。
まず、第一は何と言っても
ヒッタイトでしょう。
ヒッタイトのイズミル王子は
キャロルを助けたために
(でもキャロルが奴隷に落ちたのは
イズミルの責任)
超重症を負って、いまだ
回復していない状態です。
それにしても、イズミル王子って
王家の紋章の中で
一番重症の怪我が多い気がする(笑)
覚えているだけで
・アイシスから剣でブスっと刺される
・ライアン兄さんに撃たれる(未だ完治せず)
・アトラスにガリっとやられる
・モリオネーにグサってやられる(長期療養が必要になった)
・キャロルを守って全身打撲(長期療養中)
の5回。
一方、メンフィスは
・コブラにかまれる
・ライオンにかまれる
・アルゴンから甚振られる
・毒を盛られる
・アトラスにグサってやられる
の5回。しかし、いずれも短期で完治!
体力面・武術の力量では互角だと思うので
完全に王子のは運が悪いとしか…(苦笑)
王家の紋章の中で一番薄幸だと思うよ。
で、追い打ちをかけるように
父王が勝手にトラキア国の王女との縁談を進めてるという(笑)
しかも王妃様も知らないんですって!!
いかにヒッタイト王がワンマンかがうかがい知れますね。
(ヒッタイト法では王妃の了承も必要だったような?)
でも、銅を豊富に産出するトラキアとの縁組は
とっても有益なので、反対する理由ってのも
あまりないんですけどね。
しかし、既にキャロルとは結婚済みなんだけど
そこはどうなんだろう?
キャロルが正妃扱いでトラキア王女が側室?
少女漫画でここまでいうのはアレなんですけど
ぶっちゃけ一夫多妻制なんで、
トラキアの王女が来ようが
妃としてキャロルを迎えれないことはないんですよね~。
話がそれましたが、トラキア王女のタミリュスさんは
中々強気で堂々とした女性です。
王妃さんの好み(ミラのような楚々とした女性が好きな模様)
とはだいぶ違うので対立はあるんだろうなあと思ったら
ドンパチ始まりました(笑)
しかし、タミリュスの言い分ももっともです。
ヒッタイト王から直々に輿入れを頼まれたのに
乳母ごときに病室への出入りを禁じられるのは
さぞや屈辱でしょう。
王妃様に対しても強気なのは予想外でしたが、
花嫁として輿入れに来たのに
病室へ入れないのは納得できませんものね。
次に気になるポイントは
シバの女王です!!
どうもこの方はインダス太子に
思いを寄せてるようで、
キャロルが不吉な予言したから
腹いせに香木を輸出しないという
子供っぽい嫌がらせをしています(笑)
絶対に必要な品物だけに
どうやってこの女王の
誤解を解くかですが、
中々難しそうな相手ですね。
で、ミノア王国のミノス王は
「まだいたんかい!」という
印象が強かったです。
しかし、我らの中では一年のスパンですが
彼らの中ではほんのニ三日なんですよね~。
ミノア王国ではキャロルをミノスの妃にしようと
企み(夏の離宮においでませ作戦!)がされていますが、
実行犯のミノスがメンフィスの一声に
しょぼんとなってあえなく失敗。
王太后がしっかりしてても
肝心のミノスがヘタレなんで
私の中では小物扱いなんですが、
意外にも意外、プシタのぼやきを
聞き逃さず、ネバメン出生の疑惑を
持ち始めました。しかも、それを
エジプト攻略の一手にしようと考えてます。
やはり王太后の血が流れているだけありますね!(笑)
そして、最後にキャロルなんですが…。
あいかわらず危機感がない(笑)
護衛もつれずに岸辺で民用のボートに乗ろうとするわ、
ミノス王の腹の内も読まずに、世話を焼くわ
お忍びで外出しようとするわ、
まったくもって王妃としての自覚がありません(笑)
でも、市井の様子を見ることで、
病院の建設をイムホテップに要請できるなど、
民のために役になってるわけです。
だけど、
キャロルが民の生活を知るメリット
よりも
キャロルが事故に巻き込まれるデメリット
の方が多いんだよ。
だから、ティティのような
軽いノリの女官の他に、
しっかりと監視できるようなしっかりした
女官もつけるべきだと思うんだけど、
そうすると話が進まないんだよね!
何にせよ、メンフィスと筆頭に
お付き武官は大変だ(笑)
さて、今現在
現代に婚約者2人、古代に夫が二人という
非常に珍しい状態に置かれているキャロルですが、
彼女はきっと自覚してないんだろうな~。
自覚したらどうなるんだろうなあ~。
でも、ジミーなんて古代にいるときは
絶対に思い出さないから、
問題ないかな。
ちなみに・・・王家の紋章もしも完結するならという仮定で書いてみた↓
もしもシリーズ王家が完結するなら!(ジミー幸せ編)
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昨日に引き続き、
王家の紋章と天は赤い河のほとりの
比較検証を行います。
■王家の紋章
主人公:アメリカ人の16歳の少女、キャロル。
性格:
お人好しで好奇心旺盛、
誰にでも優しいが、
相手がだれであっても
嫌なら嫌とはっきり言える強さを持つ。
ここらへんアメリカ人っぽい。
お嬢様育ちではあるが、
夜のレバノンを一人で歩いたり、
ライオンに立ち向かったり、
石油を使って塔を一人で
炎上させたりと
精神的にも肉体的にもタフ。
あと、危なっかしくてほっとけないタイプなので、
周囲が色々とサポートしてくれる。
欠点:
考古学オタクであるため、
古代史がかかわると
無茶ぶりを発揮する。
あと、騙されやすく
危機管理ゼロ。
そして、料理ができない。
特技:
テニス、水泳も得意で運動能力は高い。
(尚、ロッククライミングの経験者)
しかし、後半になるとその描写が
ほとんどなくなり、16歳とは思えないほどの
知識と勇気で逆境をはねのけている。
家柄:
大富豪のお嬢様。
容姿:
前半は美人キャラではなかったが、
後半になると「美しい」と
よく言われる。確かに美人になった。
モテ度:
メンフィスを筆頭に、ジミー、
アフマド、イズミル、セチ、ハサン、アルゴン、
シャル、ラガッシュ、パルサ、マシャリキ、
カプター、ミノス、アトラス、
ギリシャ王、アマゾネスの女王、
アルシャーマ。
以上、キャロルに惹かれた人の合計:16
既刊が56巻であるので
(14/56)*100=30.3
よって、モテ度=30%
■天は赤い河のほとり
主人公:日本人の15歳の少女、ユーリ。
性格:
明るくて元気、
平凡な少女ではあるが
義理人情に厚く、
正義感溢れる漢。
また、自ら戦場に出たり、
反乱軍の統領になったり、
神殿の行事をつぶすなど
権力に屈せず、
正義を全うする
強さを持つ。
無意識に人心掌握術にたけているので
友達や仲間がすぐできる。
欠点:
名軍師の資質はあるのだが、
個人プレーが多すぎるため、
戦略に欠ける。
カイルが関わると
客観的な状況判断ができなくなる。
歴史は全くダメ。
特技:
体育。
運動神経は抜群によく、
ザナンザ皇子からも
剣の腕を称賛されるほど。
また、ライオンを一人で倒したこともある。
さらに、矢傷を負いながら
砂漠を超え、ラスボスの悪事を暴くため
公衆の面前で矢を体から抜くという
こともやってのけた
強すぎる根性の持ち主である。
家柄:
普通の一般家庭。
容姿:
ふつう。しかし、一緒に過ごしていると
だんだん可愛く見えてくるタイプで、
着飾ると美人。
モテ度:
カイルを筆頭に、氷室、ラムセス、
ザナンザ、ルサファー、テェト、
ハザンヌの息子、黒太子、
以上、ユーリに惹かれた人の合計:8
既刊、28巻ですが、
最後の巻は本編ではないとカウントし、
(8/27)*100=29.6
よって、モテ度=29%
■総評
かたやアメリカの大富豪、
そして日本の一般家庭。切り口は全く異なりますし、
また、ユーリの方が日本人少女に近しい存在です。
そして性格においても
正義感という共通点はあるものの、
キャロルは頭脳派、ユーリは肉体派という
違いがあります。
しかし、
キャロルの知識は16歳レベルじゃなく、
もはや教授レベルだし、
15歳の日本人少女がライオンを倒すのは
ハンパない腕力を必要とするので、
どちらも普通の女性とは一線を画した
スーパーガールであります。
欠点に関しては、
騙されやすいが、
パートナーが危険になっても客観的に
状況判断ができるキャロル、
パートナーが関わると
冷静じゃなくなるが、
外交的交渉は上手なユーリと
ある意味真逆です。
そして、モテ度は
拮抗してました!!!
意 外 す ぎ た。
絶対キャロルの方がモテてると思ったのに。
ですが、王家の紋章はまだ終わっていないので
キャロルのモテ度は今後変わっていくでしょう。
次は57巻発売後に検証していきます。