[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
金瓶梅の19巻が5月10日に発売します。
中国で発禁処分になったほどのエロコミックが、
日本でレディコミックとして発売されるとは
中々面白いですよね。
金瓶梅は明の時代に刊行され、長い歴史があるにも関わらず
異端児扱いされるのはその内容が卑猥であるからでしょう。
薬屋を営む大金持ちの二代目ボンボン(西門慶)が6人の妻や廓の遊女、
はては小姓とおりなす情事はまさにエロ本。
しかし、竹崎先生の書く金瓶梅はエロいだけでなく
しっかりと中身が詰まって非常に面白い!!
なにせ主人公というのが水滸伝で名高い
武松の義理の姉、潘金蓮なんです。
この女は非常に美しく頭もよいのですがとーっても淫乱で性格の悪い稀代の悪女(本人が認めてます)
武松の兄である武大を夫としていたのですが、毒殺して西門慶の第5夫人になるという鬼畜っぷり!!
そしてそんな彼女のライバルは第六夫人の嫋やかで儚げな美女の瓶児。
彼女は金蓮とは違い、お金持ちのお嬢様でお人よしでは
あるものの、心優しい可愛い女性です。見かけ上は!!
もちろん、本人は自分を心優しくていい人と信じて疑っていないんですが、
悪気がなく人を陥れることができるという特技をお持ちです。仮病も得意です(笑)
他にも寛容に見せかけて怒ると怖い第一夫人、
ケチでがめつい第二夫人、がさつで豪気な第三夫人、根暗で陰湿な第四夫人と
非常にキャラの濃い奥様方がそろっており、旦那様の取りあいや
ゲストキャラとの対決、悪人の成敗、上役のご機嫌取りなど
色々なストーリーが楽しめます!!!
お勧めの一品!!
というか読まないと損。
■関連記事 |