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竹崎金瓶梅自体18禁なので
こんなこと書くのもおかしいんですが、
本記事は18歳以上の大きなおともだち向けとなっています。
該当しない方は条件クリア時にお越しください。




中国古典文学である水滸伝や西遊記などは
映画やドラマ化されて話題を呼んでいるんですが、
同じカテゴリであるにも関わらず、
金瓶梅は内容の過激さゆえに、
表舞台に立つことは非常に少ないんです。


ですから、映画化と聞いたときは
えええ?!!!と驚いたもんです。
でも、18禁と聞いて無意味に安心した覚えがある(笑)

ちなみにニュース記事。>http://www.anapnet.com/holik/ent/26960




ちなみに、この金瓶梅は香港映画であるのですが、
4人もの日本人女優さんが出てるんです。


■金蓮
早川瀬里奈さん
少女漫画の金瓶梅を知っていると発言しているんですが、
竹崎さんverかわたなべさんverのどっちなんだろう。




■瓶児+紫煙
上原カエラさん




月娘(明月)
若菜ひかるさん








早川さんはどちらかといえば
癒し系の顔で、
上原さんはクール美人の顔なので、
キャストは逆の方が
よかったなあというのが個人的な感想です(笑)
なお、残り一人の日本人女優は
西門慶の母役の森川さんです。


さて、このお話は私は実際に見てないのですが、
ネット上で得た知識+公式によると、
だいぶ原典と違ってくるようです。


慶と金蓮が武大を毒殺した後、
金蓮が西門に輿入れするところは変わっていないのですが、
慶の初恋の相手という紫煙が登場するんです。
しかも、その紫煙と瓶児がソックリってことで
慶が花子虚を陥れて、瓶児を妻に迎えます。
ちなみに、陥れ方ってのは
金蓮が花子虚にちょっかいをださせ、
慶が「俺の女に手を出すんじゃねえ!」っていって
部下にボコらせた挙句、
全身大怪我で動けない彼に媚薬を飲ませ
その目前で瓶児とイチャコラして
憤死させ、あまつさえ財産も横取り
します。

まごうことなき美人局です。


一方、正妻である明月(竹崎金瓶梅では月娘)は、
瓶児+金蓮+慶の暴走ぶりを危惧し、
金蓮と瓶児を殺し合わせようと、
春梅を慶の第四夫人にと送り込んだり、
瓶児の茶に一服盛って殺したりと、
なかなかえげつないことをやってます。

しかし、そんな明月も
春梅に薬を盛られ、発狂し
慶も金蓮も同様に薬を盛られ
死に至ります。


というのも、春梅は
武大の妹だったから!!


武松とともに兄の敵を討つために
やったことだったというオチ!



色々斬新すぎて
あんぐり口が開いちゃったわ・・・(笑)


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金瓶梅のファンであるのに、
記事が少なすぎるので、
自戒の意味を込めて、
金瓶梅のオチを考えてみる。


ファンの間で考えられているのは
大別して2つ。


1.金蓮バッドエンド


2.金蓮ハッピーエンド


なわけで、
原典通りだと武松に
殺されるわけですが、
巻数が増えることによって
金蓮に愛着がわき、
幸せな彼女が見たい!
と思う方が多いようです。

その反面、瓶児には
最悪な最期を迎えてほしい
考えてる方が多いのが
中々面白いところ。

 


私個人としては、
金蓮が不幸になるのは見たくないんですけど、
皆が幸せに暮らしました

なんてのは、この話(残酷が売りのグリム童話)として
どうか?と思うんですよね。


原典のあらすじだと、
慶の死後落ちぶれた金蓮を武松が
妻にと望み、金蓮は
「やっぱりアタシが好きなのね!」
と喜んで輿入れするものの、
宴会の時にバッサリ切られるという
ものなんです。


でも、頭のいい金連が
そんなアホなことするか?
と思うし、誤って慶を死なすとも
思えんので、
原典通りの展開は
無理がありすぎる(笑)


そして、いびり殺される
はずの瓶児に関しては…
一番しぶとく
生き残りそうなんだよなあ。


ということで、
私が考えたオチ。


モブキャラ娼婦が
誤って薬の用法を間違い、
慶を死なす。
(武松がそそのかして)

経済+奥様方+大旦那様ブチ切れて
モブキャラを制裁しようと
3つ巴の争いへ。

捜査の結果、武松の関与が
明らかになり、
彼らの抹殺対象に
武松を追加

金国との争いが激化し、
みんながチリヂリに

金持ちの男の妻に
ちゃっかり収まった
金蓮が不適の笑みを浮かべてend

 

で、どうだろうか(笑)

 

 


 

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前回の1月発売から4か月後の
5月10日発売の最新刊の感想です。

90話から93話、そして閨秀小噺と
4コマ漫画が収録されています。
以下、ネタバレですのでご注意ください。

 

 

■90話 「エンレイ、尼さんに襲われる」

瓶児と馮の企みを見破るため、
尼寺にやってきた金蓮と女装したエンレイ。
しかし、寺に入るには沐浴が必須といわれ、
性別がばれそうになる。そのため、金蓮は
「エンレイは呪いによって男に変えられた」と
桃林という高位の尼に嘘をつき、難を逃れた。
尼寺への侵入が成功した二人は
聞き込みを開始するが、色狂いの
男好きだった桃林に、エンレイは襲われてしまう。
悲しむエンレイだったが、金蓮に叱咤激励され、
桃林から村へ通じる祠の存在を聞き出すことに成功した。
一方、金蓮は下働きの尼に話を聞き、
瓶児と馮の監督が玉景に情人がいたこと、
また瓶児は月経があったにもかかわらず
本堂に上がっていたことを知る。
そんな時、エンレイに桃林から祠で情交をしたいと
申し出があった。桃林が馮の刺客ではないかと
疑った金蓮は、エンレイとともに祠へと向かう。
しかし、そこには桃林の死体しかなかった。
さらに、寺へ戻るとその場所は火事になっており
瓶児の不貞の証人は全て死んでしまうこととなった。

 

いや、その嘘はないでしょ!!(笑)>邪教の呪い。


相手が男狂いでよかったです。そんな設定、
そうやすやすと信じたりはしないでしょう(笑)
ところで、ふと頭によぎったのはらんま1/2だったりする。


エンレイなんですけど、今回はとても女の子っぽかったですね。
金蓮も言っていたように女装したからなんでしょうけど、
めそめそするのが板についてました(笑)
そして相対的に金蓮さんが男らしく見えます!!そこらの男よりも
よっぽど男前!!!やっぱりかっこいい姉さん最高だ!!

 しかし、そんな金蓮よりも上手をいくのが大旦那様で、
桃林はもとより、他の関係者全員抹殺!!

一時期は、これで瓶児の息の根が止まるのか?!と
思ったりもしましたが、そうは易々となりませんね。


馮と瓶児がすごいんじゃないんですけどね。

いや、悪運の強さはすごいというべきか?

 

■91話 「大旦那様と金蓮の密談」

生き証人が死に絶えたことで
山寺にいる意味がなくなった金蓮とエンレイは
西門家に帰る決意をし、その旨を認めた手紙を
西門家に送る。
しかし、途中で大旦那様が手紙を手にしてしまう。
西門に届いた手紙には火事があったことが述べられており、
滅多に表に出てこない瓶児も金蓮の安否が気になり、
広間へと赴くが、無事ということを知り残念そうに
部屋へ戻る。
一方、金蓮は帰る途中で待ち伏せをしていた
永鐘につかまり、大旦那様へのもとへと
連れて行かれる。
大旦那様と話をした金蓮は
そこで、桃林の死、寺の火事が
彼の仕業ということを知る。
しかし、彼は馮の味方ではなく、
自分の種ではないということを
息子が知ると悲しむからという理由で行動しており、
瓶児を狙わず、馮を狙うようにと金蓮に言う。

 

大旦那様と金蓮の会話って実は結構好きだったりします。
ジャンプ系漫画でよくある
主人公の成長を楽しむラスボスと成長途中な主人公の
会話に通じるところがある(笑)

そして、旦那様の気持ちを顧みずにいた自分を潔く認め、
怒りの矛先をチェンジする金蓮はさすがです。
最近、雑魚化している馮なので
金蓮さんなら片手で捻れそうですけど、
そこんとこは馮の悪知恵力が元に戻ったりするのかな?
うーんどうなんでしょう。


しかし、手紙は途中ですり替えられたのか、
それともただ単に中身を見たのか疑問があるんですが、
話の流れ的には、迎えをよこしてもらう部分を
ちょこっといじったんじゃないでしょうかね。

さてさて、今回はとても貴重なシーンが目白押しでしたね!!

金蓮の帰還を待ちわびる嬌児、雪娥、玉楼の姿
が拝めました。

今まで散々毛嫌いしていたのに、この変わりようには笑った!!
やはり共通の敵がいると人間ってまとまりやすいんですね。
一方、大奥様はきちんと瓶児のことを気遣っているので
色々と気を使っていらっしゃいます。
本音としては思うところもあるんでしょうけど、
西門家の正妻としてそれはプライドが許さないんでしょう。
ここらへん、妾と正妻の差って出ますよね。かっこいいわ。


瓶児の露骨な態度も秀逸でした。
山寺が火事って聞くや否や、機嫌がすっごくよくなって
金蓮が大やけどとかしたのかしら(ワクワク!!)って、
広間に駆けつける様子はすごかった。
そして無事と知った後の落胆ぶりも笑った。

 

あと、馮にぶたれて呆然としている顔もよかった。
そして頭をよぎったのはアムロ。とうさんにもぶたれことなかったのに!

 


■92話「金蓮の帰還と陳家の正妻、そして竹山の死」

尼寺の麓の村には奇病があったと
金蓮が伝えたことにより、
馮と瓶児は奇病にかかってはいないかと戦々恐々としていた。
そのため、、医者として竹山を呼び、
治療を行ってもらっていたが、
竹山は、巨根手術を受けており、
90日間の情交を禁止されていた。
あと半月ほどで解禁になるはずだったのだが、
瓶児の誘惑に勝てず、情けをかわしてしまい
それが原因で腹上死していまう。
一方、金蓮は王婆にこっそりと
馮の顔を見せ、それが陳家の正妻であることを知る

 

竹山お帰り!!!!!


今回の話は竹山ばっかりで、
お前主役か!!っていうほど出張ってましたね!!

死んじゃったけどね!!


瓶児に関わったばっかりに色々とひどい目にあったよなあ
と思うんですが、本人率先してやってるんで
ある意味幸せかつ自業自得なんでしょうな。

 

そして、金蓮が馮の正体を陳家の正妻と知るわけなんですが、
そんなに驚きませんでしたね。というかうすうす感づいていたからですね。

「相手にとって不足はない!」っつってましたね。

 

■93話 「格下の牡丹と子供の売買」


瓶児が牡丹の最高品種を前々から欲しがっていたが、
西門慶の上役から他の牡丹の寄贈があったため、
瓶児が手に入れることはできなくなった。
そんな中、不満を募らせた瓶児の
面倒に嫌気がさしていた馮は、
瓶児に堕胎させ、他の女の子供を
宛がうことを計画する。
まずは経済に頼んで堕胎薬を貰い、
次に子供を売買している明花という女と話を付けた。
それを知った金蓮は、明花をそそのかして
家を買わせ、さらに馮から金を巻き上げさせる。
一方、瓶児の要望で決行日が早まり、
瓶児に堕胎薬を飲ませ、
早産の薬を馮が明花に渡すが
明花は一人で大丈夫という。
しかし、翌朝来てみれば
家の中は赤子も明花も居らず、
家すらも売却されていた。
そんな状況で、瓶児に堕胎薬を飲ませてしまったことに焦った
だが、経済が渡したのは
堕胎薬ではなくただの睡眠薬で
お腹の子は無事だった。

 

今回のお話は、倫理的にどーよっていうのが
サラっと描かれてました。
でも金瓶梅ではこういうの今更なんですけど、


瓶児の母性が皆無すぎて呆然となった。


いや、ここまで自己中心的な輩だとは
思っていなかったもんで…。


でも、「母性のかけらもない、あっても困るけど」には
不覚にも笑いました。


しかし、考え方を変えると、
こういう瓶児だからこそ、今回のお話も
それほどダークに感じなくなるわけだ。
もし、母性がちらっとあったら「瓶児可哀想」になっちゃうし。

それは明花にも言えるんですよね。
ビジネスライクすぎて目玉ポーンってなりました。


そして、今回のハイライトは
経済と金蓮の会話ですよね。
金蓮としては格下の牡丹を上役から瓶児に送らせた経済は
自分の味方と思っていたわけですから、
まさか彼が瓶児の子を助けるようなことをするわけないと
思ってたんですよね。でも、違った。


瓶児でも金蓮の味方でもなく、
旦那様の味方でした。


完全な味方ではないってのが中々の曲者ですよね。

しかし、彼がここまで旦那様に忠誠を誓うのはなんでなんでしょう。疑問だ。

 


■閨秀小噺 「カニを食べる会」

頂き物のカニを、嬌児、玉楼、雪娥の3人だけで食べようと
こっそり開かれたカニを食べる会


カニが美味しそうで美味しそうで、
涎が出てきました。
こっそり三人だけで、っていうのが手馴れすぎてて
何回もこういうのがあったんじゃないかって勘ぐってしまいそうです。

「きゃあ、美味しそう!」
なんてフォントが変わるのを金瓶梅で初めて見た!!(笑)

でも、やはり嬌児さんだけ手ぶらなんだな(笑)
でも雪娥も玉楼もそれに突っ込みはないので
毎度のことなのかもしれない(笑)

 

■4コマ漫画

旦那様が奥様方に、
それぞれとの息子の夢を見たと伝えたところ、
奥様方が自分の息子の妄想をしていくという4コマ。

 
大奥様。
「半分は旦那様の血だから」という息子妄想が
ハンパなく酷い(笑)
しかし、旦那様のボンボン気質を受け継いでいるのなら
身ぐるみをはがれそうでもある。

嬌児。
金に汚いのかそうでないのかよくわからん(笑)

玉楼。
旦那様の血ではなく「業」というところに
彼女らしさを感じます(笑)
しかし、ああいう電波系は顔がよくても
女にもてなさそうな気がする(笑)


雪娥。
何気に一番ふつう!!しかし、ただの料理人扱いなのに
モテてると勘違いしているのは可哀想(笑)
そしてこういうタイプはいい人どまりで終わるんだよなあ。
薄いぞ、旦那様の血!!


瓶児。
瓶児以上に電波な予感。


金蓮
両極端すぎる!!!(笑)


旦那様。
妄想は誰とでもいいからなんて言われて経済に白羽の矢を立てるとは!!
でも考えたら、旦那様って男とも経験あるんだよね~。
経済とはそういう関係じゃないでしょうが(笑)
というか、旦那様総受で噴いた。

 

 


■総評

相も変わらず面白いです。
誰も完全な味方ではない!とうスリル感があり、
今後の展開が待ち遠しいですね。

 

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金瓶梅の19巻が5月10日に発売します。

中国で発禁処分になったほどのエロコミックが、
日本でレディコミックとして発売されるとは
中々面白いですよね。


金瓶梅は明の時代に刊行され、長い歴史があるにも関わらず
異端児扱いされるのはその内容が卑猥であるからでしょう。

薬屋を営む大金持ちの二代目ボンボン(西門慶)が6人の妻や廓の遊女、
はては小姓とおりなす情事はまさにエロ本

しかし、竹崎先生の書く金瓶梅はエロいだけでなく
しっかりと中身が詰まって非常に面白い!!

 

なにせ主人公というのが水滸伝で名高い
武松の義理の姉、潘金蓮
なんです。


この女は非常に美しく頭もよいのですがとーっても淫乱で性格の悪い稀代の悪女(本人が認めてます)
武松の兄である武大を夫としていたのですが、毒殺して西門慶の第5夫人になるという鬼畜っぷり!!

そしてそんな彼女のライバルは第六夫人の嫋やかで儚げな美女の瓶児。
彼女は金蓮とは違い、お金持ちのお嬢様でお人よしでは
あるものの、心優しい可愛い女性です。見かけ上は!!
もちろん、本人は自分を心優しくていい人と信じて疑っていないんですが、
悪気がなく人を陥れることができるという特技をお持ちです。仮病も得意です(笑)

他にも寛容に見せかけて怒ると怖い第一夫人、
ケチでがめつい第二夫人、がさつで豪気な第三夫人、根暗で陰湿な第四夫人と
非常にキャラの濃い奥様方がそろっており、旦那様の取りあいや
ゲストキャラとの対決、悪人の成敗、上役のご機嫌取りなど
色々なストーリーが楽しめます!!!


お勧めの一品!!

というか読まないと損。


 

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